飲食店開業に必要なこと~直営店・フランチャイズ店~
まず、直営とフランチャイズの違いについて、簡単に説明します。
直営店
自社で直接的に店舗経営を行うことで、企業の方針がダイレクトに反映される
フランチャイズ店
フランチャイズ本部に加盟している店舗で、
本部からブランドやノウハウを提供してもらう代わりに、加盟金やロイヤリティを支払う
今回の記事ではそれぞれ開業するにあたって必要なことについて説明していきます!
開業するまでにどのくらいの期間が必要?
最短半年~1年で開業が可能です。
この期間にやるべきことをざっと紹介します。
なにか1つでもこれやっておこうと、参考にしてみてください。
直営店の開業
何をしたいのか
まず最短で開業する為に必要なことは、どのジャンルで、何を提供するお店にするか、
価格帯やターゲット等を決めていくことです。
開業に向けて具体的になってきたところで、決めるのもよいですが、
開業までの時間がない場合は、この時点で決めておくことが重要です。
事業計画書
早い時期にやっておきたいのが、事業計画書の作成。
売上計画を立て、その売り上げに対しての利益の把握をしましょう。
また、メニューの価格設定にも大切です。
開業資金
立地や敷地面積等で大きく変わりますが、700万~2000万円ほどが必要になってきます。
補助金・助成金や融資、クラウドファンディングを活用も◎
物件探し
お店のコンセプト、ターゲットはもちろん、よりよい立地と予算に合う場所を選びましょう。
店舗準備(フランチャイズもここから同じ!)
物件施工、メニュー開発や調理器具などの準備も欠かせません。
手続き
各種手続きに不備がないようにしましょう。
求人・採用
社員、アルバイトの募集もタイミングを見て進めましょう。
スタッフ教育の期間を考慮して、調整が必要です。
宣伝活動
開業1~2週間前には、SNSやチラシを通して宣伝活動が大切です。
マニュアル作成
宣伝活動と並行して行いたいのが、業務はもちろん接客・調理のマニュアル作成。
フランチャイズ店舗の開業
何をしたいのか
ここに関しては、直営店と変わりません。
開業に向けてどんな店づくりをしたいのかを考えましょう。
情報収集
サイトや情報誌の中から、もらえる情報は多くもらうことが大切です。
開業資金やロイヤリティなど様々な情報が掲載されています。
説明会を開催している場合は参加することで、
イメージとのすり合わせとお店の比較をし、納得のいくお店選びをしましょう。
契約
フランチャイズ契約締結。契約内容の確認は必須。
出店物件の選定・契約
出店する地域や場所を決め、候補物件の絞り込みをします。
物件が絞り込めたら賃貸借契約の締結を進めます。
ここからの流れは直営店と同じ
まとめ
今回は、開業までにざっくりこんなことをやるといいですね、ということをまとめてみました。
何をしたらいいのか、何から始めたらいいのか、この記事を通して小さな手助けができたらいいなと思います。
これを読んで、少しでも飲食店に興味が湧いたのであれば、ぜひ一歩踏み出してしまいましょう!
参考文献
飲食店を開業するには「いつまで」に「何を」すればいいの?独立開業の手順と流れ | クックビズ総研 (cookbiz.jp)