男性なら誰しもが憧れるであろうシックスパック。
いざ手に入れようと筋トレやダイエットを始めてみても、思うように腹筋が割れない方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は「腹筋」をテーマにし、腹筋を割る方法やかかる期間などを紹介していきます。
腹筋を割るにはどれぐらいの期間がかかる?
腹筋がどれぐらい発達しているのか、そして体脂肪がどれぐらいあるのか、によって割るためにかかる期間は変わります。
しかし、基本的に腹筋は最初から割れているため、腹筋を大きくすることに力を注ぐより、体脂肪を落とすことに専念した方が結果を得られやすいです。
ちなみに、体脂肪率が15%以下くらいから腹筋が割れて見えるようになるので、1ヶ月1~1.5%の体脂肪を減らすペースを目安にダイエットを行うのがおすすめです。
逆にもともと体脂肪が少なくもっと腹筋を大きくしたいという方は、タンパク質と糖質をメインにしっかりと栄養補給し、筋トレを高頻度で行うのが大切になります。
- 短期間で腹筋が割れるケース:数日~1ヶ月以内
- 中長期のケース:3ヵ月~6ヶ月
- 長期間のケース:年単位での期間が必要
腹筋が割れる期間についてば必ず個人差が生じる
腹筋が割れるまでの期間については必ず個人差が生じます。
「どれくらいで腹筋が割れますか?」という質問に正確な期間を回答出来る人は誰もいません。
個人差が生じる理由
腹筋が割れる期間は開始前の体重や筋肉量によって変わります。
または「どれくらいの努力が出来るのか?」という事も期間に大きく影響します。
腹筋が割れて見える体脂肪率は?
腹筋は元々割れています。筋トレで腹筋を鍛えて肥大化させたとしても、体脂肪率が高く筋肉が脂肪で覆われてしまっていては腹筋が割れているようには見えません。
また、「体脂肪率を下げる」と言っても「体重を落とす」という事ではありません。
- 体脂肪率とは脂肪の体重に対する割合を指します。
体重を落とすだけでも体脂肪は落ちますが、やり方を間違えると筋肉量も同時に減少し、思ったように体脂肪率を落とす事が出来ません。
腹筋が割れる男性の体脂肪率
- 引き締まったお腹(軽く腹筋が見える):10~18%
- くっきり腹筋が見えるお腹:約10%以下
腹筋が割れる女性の体脂肪率
- 引き締まったお腹(軽く腹筋が見える):15~20%
- くっきり腹筋が見えるお腹:約15%以下
体脂肪を落とすには
体脂肪を落とすためには「やらなければいけない事」と「効果的ではない」という事が現代科学ではある程度明確になっています。
効果的に体脂肪を落として体脂肪率を下げるためには「栄養管理×筋トレ」が必要になります。
栄養管理と筋トレを出来るだけ数値化して進めていく事で、不安が払拭されて継続しやすくなるでしょう。
- 一日のカロリー収支をアンダーカロリーにする=体重を減少させる
- 高タンパク質量と筋トレ=アンダーカロリーを保った状態で筋トレと高タンパク質で脂肪を落とす
上記2点が簡単な流れになります。
食事管理を行う
体脂肪率を落とすには、食事を意識することが大切です。
脂肪を落とすためには、消費カロリーが摂取カロリーを下回る、「アンダーカロリー」の状態が重要になります。
消費カロリーの90%くらいの摂取カロリーにしていれば、自然と痩せていきます。
トレーニングで消費カロリーを増やすよりも、食事で摂取カロリーを抑える方が簡単です。
アンダーカロリーと言っても、食事に偏りが出てはいけません。PFCバランスを考えた食事を摂ることで、健康的に痩せることができます。
PFCバランスとは、以下のそれぞれの頭文字を取った呼び方。
- タンパク質(Protein)
- 脂質(Fat)
- 炭水化物(Carbohydrate)
この三大栄養素をバランスよく取ることが重要です。具体的には、高タンパク・低脂質・中炭水化物のバランスを意識した食事を摂ると良いです。
運動・筋トレを取り入れる
「腹筋ばかりする」「有酸素運動に夢中になる」など、無酸素運動と有酸素運動のどちらか一方のみを行うというのは腹筋を割るための効率的な方法とは言えません。
最短で腹筋を割るために効果的な運動を取り入れて行きましょう。
アンダーカロリーの状態を意識しながら、筋トレをすることで基礎代謝を上げることができるので、効率的に体脂肪を落とせます。
特に、下半身大きな筋肉を鍛えられるスクワットや有酸素の要素がある筋トレが良いでしょう。
まとめ
腹筋が割れるまでの期間や過程、目安の体脂肪率などをご紹介しました。
食事管理・筋トレをしてもすぐには効果は出ないので、根気よく続けて理想の体を手に入れましょう。