ビジネスマナーは、社会人として企業で働く上で、必要不可欠なマナー。
飲食店で働くために重要なビジネスマナーを知っていますか？
ビジネスマナーとは？
ビジネスマナーとは、
社会人としての信頼を得る為に必要なものであり、
さらには、企業のイメージにも関わるものでもあります。
ビジネスマナーを実践することで、円滑な人間関係や業務の遂行に繋がります。
「自分にとっての当たり前」が「相手にとっての当たり前」とは限りません。
社員もアルバイトもお客さんから見たら同じ店員さんです。
だからこそ、飲食店向けの最低限のビジネスマナーを身に付けることが必要なのです。
社会人として身に付けておくべき最低限のビジネスマナーはこれ！
挨拶
スタッフ同士はもちろん、お客様や業者に対して、お礼や挨拶は欠かせません。
また、丁寧な言葉遣いを心掛け、コミュニケーションを大切にしましょう。
時間の厳守
社会人として当たり前といっても過言ではないルールです。
5～10分前に到着することが理想です。
報・連・相
分からないことや質問を自己消化しないで、聞きに行ったり、指示を待ったり、
報告・連絡・相談を大切にすることが重要です。
メモや勉強
後で自分で復習ができる様に、メモを取ることは重要です。
取って満足せず、復習をすることも大切です。
身だしなみ
髪の毛や制服、爪など身だしなみの清潔感を保ちましょう。
飲食店において、身だしなみが整っていることは非常に重要です。
ここまでは、飲食店に限らず、社会人として身に付けておくべきビジネスマナーです。
次に、飲食店に特化したビジネスマナーの紹介です。
飲食店で必要な最低限のビジネスマナーとは？
接客サービスの心得
接客を行う上で大切なのは、
「お客様に喜んでもらう」こと。
お客さんの目線に立って、お客さんが何を求めてお店に来ているかを考えることが重要です。
これによって、お客さんが居心地の良い印象を持つことで、再来店を促すことも可能です。
笑顔でハキハキと丁寧な接客をしましょう。
接客を行う姿勢も心がけよう！
接客を行う上で忘れていけないのが、
お客様への感謝。
気持ちの良い時間を過ごしてもらう為に、お客様を迎え入れる姿勢は重要です。
お辞儀
接客で必要なのは15度の会釈、30度の敬礼です。
お客様のお出迎え、謝る場合は30度の敬礼。一般的な挨拶です。
2メートル先を見るとちょうどいいです。
人とすれ違ったり、朝夕の挨拶は、15度の会釈。軽い挨拶です。
3メートル先を見るとちょうどいいです。
手は前に組み、言葉とお辞儀は同時にしないことがポイント！
言葉を発し終わってからお辞儀をするのが良い印象ですね。
接客7大用語
お客様への接客で使用する代表的な用語を「接客7大用語」といいます。
シーンによって使い分ける為にも、しっかりと習得しましょう。
1．いらっしゃいませ
2．かしこまりました
3．少々お待ちください
4．お待たせいたしました
5．申し訳ございません
6．恐れ入ります
7．ありがとうございました、またご利用くださいませ
上記の意識をして、お出迎えやご案内などの対応をしましょう。
接客のポイント
メニューの出し方
お客様が見やすいように開いた状態で一人一冊
オーダーの受け方
お客様の声かけがある前に、お客様が顔を上げた段階でのお伺い
料理の提供
冷めないように素早く、お客様との接触に注意して提供
満足度を高めるには、料理の簡単な説明がおすすめ
お会計
両手で対応、お金を無言で受け取ることは避ける
接客マナーを一度で習得するのは難しいけれど、スタッフ教育を円滑にし、
素早くお店基準の接客を定着させる必要があります。
その為に、接客マナーの見える形にしておくことが有効です。
いつでも復習・改善ができる状態を保つことで、新人育成の時間の短縮ができ、
接客マナーのバラつきや質の維持に繋がります。
知っていますか？「出迎えに三歩、見送り七歩」
お客様をお出迎えする時に、三歩前に進み出て、
お見送りする時には、感謝の言葉をかけながら七歩外に出ていくという、おもてなしです。
お迎えする歓迎、お越しいただいた感謝、お帰りの無事を祈って、お見送りする。
お見送りがお迎えよりも多いのは、次にまた来ていただける始まりとして、また来たいと思っていただけるよう、気持ちを込めたものです。
ビジネスマナーは、知識だけでなく、実践がとても重要です。
なぜ接客が大切なのかを考えて、心の込もった接客を意識しましょう。
ビジネスマナー研修とは(カケハシ スカイソリューションズ）
飲食店の新人が最低限のビジネスマナーを知ってもらうためのチェック項目(元料理長ですが何か？）
