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飲食経営で使える「助成金」や「補助金」を駆使しよう!

飲食店経営
この記事は約3分で読めます。

飲食店を経営していく上で、必要になる「お金」ですが、ここではどのような助成金補助金があるかをご紹介していきます!

 

Ⅰ.そもそも助成金・補助金とは何??

助成金…条件さえ満たしていれば支給されるもの (管轄は厚生労働省)

補助金…審査に通った事業者のみに支給されるもの (管轄は経済産業省)

主な違いは審査の有無ぐらいで大きな違いは特にないと言えます。

また、これらの特徴は金融機関の融資とは違い、返済をしなくても良いというメリットがかなり大きいです。

ですので、自己資金で運営が成り立つという方も使って損がないのがポイントです。

ただ、注意点としては、申請から支給まで基本的に1年はかかり、且つ、これらは経費の一部を賄えるもので、融資のように開業前に手持ちとして残るわけではないので、開業資金として使用することはできないのです。

なので、開業にあたっては自己資金、もしくは融資を受ける必要があります。

 

Ⅱ.助成金にはどのようなものがあるのか。

①働き方改革推進助成金

こちらは労働時間の見直しや有給取得を促すための動きなど、働き方に対する取り組みにかかった費用の一部を助成するものです。

応募資格は中小企業を対象とし、常時雇用労働者が50名以下、飲食店の場合は資本または出資が5000万円以下の会社が該当です。

勤怠管理システムなどを利用して、労働時間や休憩時間の管理、有給取得への動きを行いたい飲食店は、是非検討してみてはいかがでしょうか。

②キャリアアップ助成金

こちらは非正規雇用者に対して、正社員化やキャリアアップのための施策を行う事業者向けの助成金です。

こちらの助成金にはコースが2つあり、そのコースは以下の通りです。

・正社員化コース

契約社員から正社員、派遣社員から直接雇用の転換の場合に以下の金額を助成

・有期契約社員→正社員:57万円~72万円/人

・有期契約社員→無期契約社員:28.5万円~36万円/人

・無期契約社員→正社員:28.5万円~36万円/人

・人材育成コース

契約社員に対して、特定の訓練を行った際に以下の金額を助成

賃金助成:760円~960円/時間

経費助成:以下の金額を上限に助成

100時間未満:10万円~15万円

100時~200時間未満:20万円~30万円

200時間以上:30万円~50万円

 

Ⅲ.補助金にはどのようなものがあるのか。

①ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

こちらは読んで字のごとく、中小企業向けの生産性を上げるために必要な設備投資を支援する補助金です。

一見飲食店と関係がなさそうにも思えますが、急速冷凍設備やカフェなどで使用するコーヒー豆の焙煎機などの高額設備に対して使用することが可能です。

 

②小規模事業者持続化補助金

こちらは、小規模事業者が地域活性化や雇用拡大のために、販路開拓に取り組む経費を一部負担する補助金です。

ここでいう小規模事業者というのは宿泊・娯楽業を除くサービス業の場合は従業員5名以下のことを指します。

上限は50万円で、補助率は経費の3分の2まで補助してもらえます。

小規模事業者にとっては、自らの事業を見直すきっかけとなるかもしれませんね。

 

Ⅳ.まとめ

ここまで助成金・補助金について記載してきましたが、まだまだいろいろな助成金・補助金があります。

これを機に一度、事業を見直し、円滑に事業を展開していくためにこれらを活用してみるのはいかがでしょうか。

参考資料

【2023年】飲食店開業|飲食店がもらえる助成金について解説! (smaregi.jp)

【2023年版】飲食店で使える助成金・補助金を解説!事例も紹介|botto総研(ボットー総研)

【助成金とは?】補助金との違いや申請の流れなど最新の助成金も紹介 | Airレジ マガジン (airregi.jp)

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