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誕生日のお祝いには、なぜ「ケーキ」??

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皆さん、「誕生日ケーキ」を一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。

ただ、なぜ誕生日のお祝いで「ケーキ」を食べるのかご存知ですか?

そんなあたりまえにしていた習慣の疑問をここで解消してスッキリしましょう!!

Ⅰ. そもそも、なぜ誕生日を祝う??

1.昔はお正月を迎えると年を重ねていた!?

皆さん、「数え年」という言葉をご存知でしょうか。

昔の日本では、誕生日を祝う習慣がありませんでした。

お正月を迎えると年を一つ重ねるという数え年の考え方を持っていたので、人々にとって生まれた日というのは特別なものではなかったのです。

2.日本では「七五三」がお祝いの最初の形式??

日本では個人の誕生日を祝う前から、「七五三」という文化がありました。

七五三は室町時代頃から始まりました。当時は現在ほど医学も発達しておらず、乳幼児で亡くなってしまうケースも少なくなかったのです。

そこで、七五三の歳まで無事に育ったことへの感謝、そして幼児から少年少女へと成長する節目を祝う意味を込めて、神様に祈りを捧げるようになったことが七五三のはじまりです。

このように、日本では、幼少期時代に祝う風習というのがあったのです。

3.個人を祝うようになったのは国の法律が理由??

昭和24年、「日本で年齢のとなえ方による法律」が制定されました。

そこから、満年齢での数え方が普及し定ったとされています。

 

Ⅱ. 誕生日ケーキの発祥は??

1.最初は神様を祝うことから始まった??

誕生日を祝うようになったのは、古代ギリシャからといわれています。

アルテミスという月と狩猟の女神の誕生を祝うために月に見立てた丸いケーキのようなものに月の明かりを表した、ロウソクをたて、お供えをしていたようです。

このようにギリシャの神様の誕生を祝うという風習から生まれたのです。

2.個人の誕生日のお祝いはドイツが始まり!!

15世紀のドイツで「キンダーフェスト」という子どもの誕生日会が行われたのが個人で誕生日を祝う発祥です。

当時のドイツでは子どもの誕生日に悪霊がやってくると考えられていたため、ケーキの上に1日中ろうそくを灯すことで神に祈りを捧げ、子どもを守っていたそうです。

1日が終わるとろうそくの火は消され、ケーキはみんなで分け合って食べていたそうです。

そして誕生日ケーキを食べる習慣は、19世紀にアメリカに伝わり、戦後に日本に伝わったと考えられています。

 

Ⅲ. まとめ

ここまで誕生日ケーキについて綴ってきましたが、いかがでしたでしょうか。

誕生日を祝うようになったのが古代ギリシャ、誕生日ケーキはドイツ、そして日本では室町時代の七五三から誕生日に関する歴史が始まったということでした。

これからも様々な題材を扱っていくので、是非チェックしてみてください!!

 

参考資料

誕生日ケーキを食べる習慣はいつから??由来は神秘的なんです!|お菓子の道 (okashinomiti.com)

【誕生日ってどうして祝うの?】という疑問への答えを徹底解説 | meechoo (ミーチュ)

 

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