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「夏バテの原因って何?」原因と食生活での対策を調べました!

太陽 健康
この記事は約4分で読めます。

夏になるとどうしても食欲がなくなってしまったり、体調を崩してしまうことがありますよね…。
冷たいものを食べすぎると「夏バテ」になってしまうといいますが、原因と対策はどのように行えばいいのでしょうか?

1.夏バテの原因

疲れている人

夏の食生活等でよく「冷たい食べ物を食べると夏バテになる」といったことをよく聞きますが果たして夏バテの原因は本当に冷たい食べ物の摂りすぎなのでしょうか?

夏バテの症状

夏バテの症状は「だるさ」「食欲不振」が目立ちます。
夏になるといつもよりたくさん食べれなくなったり、なんとなく体が疲れているような状態が続くことがあります。

ではそんな夏バテはなぜ起こってしまうのでしょうか。

夏バテの原因は冷たいもの?

そうめん

夏本番になり、気温が高くなってくると、「そうめん」や「冷や汁」など食生活の面でも大きく影響が出てきます。
よく冷たい食べ物をとりすぎてしまうと夏バテになるといったことを聞いたことがあるのではないでしょうか。

もちろん冷たいものの食べすぎなどで、体温が低くなることで、体調を崩してしまうこともありますが、実は夏バテの原因の多くは偏った食生活や生活習慣の乱れが原因になっています。

夏バテになりやすい食生活

夏バテになりやすい原因の食生活ですが、どのような食生活だと夏バテになりやすいのでしょうか。

炭水化物の多い食事

冷たい食事の多くでは炭水化物の割合が大きい食材を使用されています。
例えば夏の食事の代表格といえるそうめんはほとんどの栄養素が炭水化物で構成されています。
炭水化物の多い食事を頻繁にとってしまうことで栄養バランスが崩れる原因にもなります。

ビタミンの少ない食事

炭水化物の比率が多くなってくると、野菜や肉などの食事をとる機会が減ってしまい、必然的に栄養素をとる機会も少なくなっていきます。

夏バテになりやすい生活習慣

食生活以外でも夏バテになる原因は多くあります。
大きく分けると以下の3つが関係しています。

睡眠

睡眠は健康の基盤ですが、夏になり気温が上がると寝苦しくなり、睡眠の質が下がってしまいます。
睡眠時間は多くとっていても質が悪く十分な休息が取れていない場合もあるため温度管理や睡眠がとりやすい服装等工夫をするとよさそうです。

体温調節

空調の整備された交通機関やオフィスなどの室内と、屋外を頻繁に行き来することで体温調節がうまくできなくなり、自律神経が乱れてしまいます。
結果食欲不振などの症状や睡眠障害になっていくことがあります。

運動

暑くなり運動をとる機会が減ってしまうと、汗をかくことが少なくなり、体温調整がうまくできなくなり、自律神経が乱れてしまいます。
結果体温調節での夏バテと同じく食欲不振や睡眠障害になることがあります。

2.食生活での夏バテの対策

元気な人

どのような対策をとることで、夏バテをしないようにできるのでしょうか。

夏バテをしない食生活

夏バテにならないため摂取するとよい栄養素は何でしょうか。

ビタミンB1

ビタミンB1には糖類の代謝を促す効果があるため、炭水化物をとりがちな夏に意識して摂取するとよいです。


ビタミンB1はウナギ、豚肉、大豆などに多く含まれるため、炭水化物と合わせて摂取すると夏バテ対策になります。

ビタミンC

ビタミンCには自律神経を整える効果があります。
気温の上昇などで乱れた自律神経を整えてくれますので、こちらも意識して摂取するといいでしょう。

ビタミンCはレモンやオレンジ等の柑橘類やパプリカやキャベツ等の野菜から多く摂取することが可能です。

たんぱく質

たんぱく質には疲労回復の効果があるため、こちらも夏バテの対策に優れています。

たんぱく質は肉類や魚介類、大豆やブロッコリー、卵や乳製品に多く含まれています。

3.まとめ

今回は夏バテに関して原因や対策となる食生活について調べていきました。

猛暑が続きますが、正しい食生活のリズムを意識して食生活を改善することで、健康に夏を過ごしましょう!

参考

埼玉国民健康保険団体連合会‐夏バテとは?

J-STAGEービタミンB1

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