東京といえばたくさんの飲食店が立ち並ぶ歓楽街が多く、日々朝から晩まで街を明るく照らしています。
では実際に東京の飲食店ではどの業態の店舗が多いのか、調査してみました!
調査概要
調査対象(調査日2023/3/31)
- 東京都にある飲食店
- 大手飲食チェーン店(ファミリーレストラン最大手等)を除く
調査対象店舗数
- 2170店舗
業態ランキング(6~10位)
10位.定食業態(69店舗/3%)
10位は定食業態です。
定食を行っている店舗では、和洋中いろいろな料理を楽しめる飲食店が多く、最近では韓国料理専門の定食屋が出てきたりと様々な特色がある店舗が非常に多く見られました。
また出店されている場所はオフィス街や学生街が多く、ランチ帯やディナー帯ににぎわっていることが多い傾向にありました。
8位.和食業態(92店舗/4%)
9位は和食業態です。
出店の傾向としては、駅に近く全体的な利用者の年齢層が高い地域に多い結果となりました。
8位.テイクアウトメイン業態(92店舗/4%)
8位はテイクアウトメインの業態です。
コロナ禍から急激に増えたテイクアウトですが、中でもテイクアウトメインの業態はスイーツや手軽に食べれる揚げ物、高級食パン等様々な商品がその時々のトレンドになってきました。
東京では住宅街や駅から少し離れた場所での出店も多く、店舗の規模も小さく、初期費用も少額で済むケースが多いので「飲食店を始めたいけどリスクは抑えたい」という経営者の方にうってつけです。
7位.洋風レストラン業態(103店舗/5%)
7位は洋風レストランの業態です。
業態の傾向として、客単価が比較的高く設定されております。
出店に関しては、ホテルや商業施設の中にはいっている店舗が多く全体的な年齢層も比較的高い傾向にあります。
全体的に店舗の規模も大きいため、朝から晩までにぎわっている店舗が多かったです。
6位.中華業態(113店舗/5%)
6位は中華業態です。
最近ブームになりつつある町中華や高級中華業態等幅広い価格帯のお店が多く、その土地柄に合わせたお店が長く運営されていました。
業態ランキング(1~5位)
5位.カフェ・喫茶店業態(129店舗/6%)
5位はカフェ・喫茶店業態です。
レトロな雰囲気の純喫茶から、おしゃれで新しいカフェまで店内やメニューの見た目が店舗によってさまざまな業態です。
出店傾向ですが、商店街やオフィス街等場所を問わず様々な場所に出店されています。
混む時間帯は15-17時が多く、それぞれの店舗のメニューによってはランチ帯やディナー帯でも多くの方でにぎわっています。
4位.ラーメン業態(166店舗/8%)
4位はラーメン業態です。
コロナ禍でも強い業態としても話題になり、東京都の中でも様々な地域がラーメン激戦区としてテレビなどのメディアでも連日取り上げられています。
出店地も様々で、大手チェーン店以外でもロードサイドの出店が多いです。
店舗の規模も出店地によってさまざまで、飲食店経営の第一歩としてはおすすめの業態になります。
3位.イタリアン業態(178店舗/8%)
3位はイタリアン業態です。
新宿や渋谷などの繁華街でも目立つ場所に出店されており、大小さまざまな規模の店舗が目立ちます。
価格帯も高価格帯から低価格帯まで様々で、年齢層も若い年代から大人の世代まで幅広いです。
通常の居酒屋と比較して女性が多い傾向にあります。
2位.焼肉・ステーキ業態(191店舗/9%)
2位は焼肉・ステーキ業態です。
コチラもコロナ禍の際に換気がされているため、感染リスクが抑えられていると話題になりました。
大手チェーン店も多い業態ながら個店から少数店舗まで、幅広く出店がされております。
価格帯は他業態に比べて少し高い傾向にありますが、老若男女問わず様々な方でにぎわっています。
1位.居酒屋業態(853店舗/39%)
1位は居酒屋業態です。
店舗数は圧倒的で、駅前から住宅街まで様々な居酒屋がございました。
また、最近ではランチ帯に営業している居酒屋も多く、ラーメンや定食等を提供している店舗も増えてきています。
まとめ
今回は東京にある飲食店の業態をリサーチしました。
1位は圧倒的な店舗数を誇る居酒屋業態でしたが、コロナ禍の影響もあり徐々に焼肉やラーメンの業態も増えてきています。
東京で飲食店を探したり、飲食店を経営したい方は一度調べておくといいかもしれませんね!
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